AM 10:00-PM 7:00 定休日:日曜日

TEL:06-6484-5631

〒542-0081 大阪市中央区南船場3-1-16-503

アポスティーユの素:和文翻訳のテクニック(主語と時)

アポスティーユの素:和文翻訳のテクニック(主語と時について考える)



和文を翻訳するには、ちょっとしたコツがあります。

今回は、主語と時について考えます。

主語を決める



日本語では、しばしば、主語が省略されます。しかし、英語では必要です。

このため、省略されている主語を補って、英文に翻訳しなければいけません。

また、主語が明記されているものであっても、それをそのまま翻訳するのは、不自然だったりします。



1.主語について

  (1)一般人と考えられるもの

    例文 :春はよく眠くなることがある。

    翻訳例:We often feel sleepy in spring.

        One often becomes sleepy in the spring.

    解説 :主語として、you/one/people/we等が考えられます。

       ただし、weは、「私たち⇔その他の人々」という排他的な感じが残ります。

       また、oneだけは、三人称単数扱いになることに注意が必要です。

  (2)文脈からわかるもの

    例文 :明日、英語の筆記試験があります。

    翻訳例:We will have a written exam in English tomorrow.

        I will be given a written exam in English tomorrow.

    解説 :主語として、I/we/you等が考えられます。

        発言した状況から考えて、主語を選ぶのがよいと思われます。

  (3)無生物が主語になるもの

    例文 :この薬は効きますよ。

    翻訳例:This medicine will make you feel better.

        If you take this medicine,you’ll get well.

    解説 :一般的に、無生物が主語になるものは、人間を主語にして書き換えることができます。

  (4)Itが主語になるもの

    例文 :行くか行かないかは、君次第だ。

    翻訳例:It depends on you wherher we go or not.

    解説 :このItは、形式的な主語です。

  (5)複数の主語が考えられるもの

    例文 :当社の会議室には古い時計がかかっています。

    翻訳例:There is an old clock in our conference room.

        Our conference room has an old clock in it.

        We have an old clock in our conference room.

    解説 :このように、一つの和文に対して、たいていの場合は、複数の役が可能です。

  (6)和文の主語が英文の主語にならないもの

    例文 :昨日はお腹の具合が悪かった。

    翻訳例:I had stomach trouble yesterday.

        There was something wrong with my stomach yesterday.

    解説 :my stomachは、主語にしないのが普通です。



時を決める



日本語では、時は、あいまいなことがあります。このため、英語の時を考えるのは難問の1つです。

論理的に考える場合と、動詞の時制に従う場合とが考えられます。

これを踏まえて、いくつかのヒントになる部分をお伝えします。



1.時について

  (1)副詞から考えられるもの

    例文 :彼はもうすぐ来ると思います。

    翻訳例:I think he is going to come.

        I think he will come.

        I think he is coming soon.

    解説 :副詞の「もうすぐ」がヒントになります。論理的に考えることになります。

  (2)接続詞から考えられるもの

    例文 :家に帰って、すぐに昼食を食べた。

    翻訳例:I had a lunch as soon as I got home.

        I had a lunch soon after getting home.

    解説 :時制の一致が問題になります。英語は日本語よりも厳密な「時制の一致」についての決まりがあります。

  (3)動詞から考えられるもの

    例文 :彼の猫は手術中です。

    翻訳例:His cat is now being operated on.

    His cat is undergoing an operation.

    解説 :和文は、名詞のような動詞です。これをどのように考えるかがポイントになります。

以上、主語と時について考えてみました。

 



ガンバっているあなたを、手続き面から応援します

あなたが望む結果をくわしくお聞きしていきます。一緒にがんばりましょう!

関連エントリー


アポスティーユの素:和文翻訳のテクニック(表現を改めることについて考える) 和文を翻訳するには、ちょっとしたコツがあります。 今

アポスティーユの素:英文契約書の基礎 英文契約書には、日本のものとはまた異なる独特のルールがあります。 そこで、英文契約書の基本