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国際結婚の手続き : 結婚ビザ(在留資格:日本人の配偶者等)の審査官を納得させる質問書の書き方

結婚ビザ(在留資格:日本人の配偶者等)の審査官を納得させる質問書の書き方(結婚ビザ(在留資格:日本人の配偶者等)の取得で失敗しないために その2)





結婚ビザ(在留資格:日本人の配偶者等)の取得のポイント

おさらいです。

全ての書類は、

丁寧に

正確に

気持ちを込めて

作成してくださいね。



ここでは、

シェークスピアの『ロミオとジュリエット』の

ジュリエットが日本人だったという設定で

書類の作成方法を解説しています。




もちろん、

二人は死んだりしません。

ロミオとジュリエットが結婚したら

お互いの両親にバレてしまい

日本人のジュリエットの両親だけが妥協して

しぶしぶ認めたことにします。

それで、ジュリエットが関西で二人で暮らすために

イタリア人のロミオに
日本のいわゆるビザ(在留資格:日本人の配偶者等)をとることにした

ということにします。



それでは、

見ていきましょう。



結婚ビザのために在留資格認定証明書交付申請をする

結婚ビザ(在留資格:日本人の配偶者等)の在留資格認定証明書交付申請の必要書類



基本は下記です(2018.10.16現在)。

1.ロミオの申請書(ロミオの顔写真付き) 書き方の復習はコチラ

2.ジュリエットへの質問書

3.ジュリエットによるロミオの身元保証書

4.ジュリエットの戸籍謄本・住民票の写し・課税証明書・納税証明書

5.ロミオとジュリエットのイタリアの結婚証明書

6.返信用封筒(392円切手を貼付)

7.ロミオとジュリエットの写った写真2~3枚



前回は、1について説明しました。

それでは、2から、考えていきましょう。

2.ジュリエットへの質問書

質問書1枚目:申請人(ロミオのこと)

       『国籍・地域』は、【イタリア】

       『氏名』は、【ロミオの氏名(モンタギュー ロミオだと思われる)】

       『男女』は、【男(に決まってますよね)】

       配偶者(ジュリエットのこと)

       『氏名』は、【ジュリエットの氏名(モンタギュー ジュリエットだと思われる)】

       『氏名 フリガナ』は、【ジュリエットの氏名のカタカナ(モンタージュ ジュリエットだと思われる)】

       『国籍・地域』は、【日本】

       『住所』は、申請書と同じ【芦屋のようなところ】

       『電話』は、必ず、ジュリエットに連絡のつく【自宅の電話番号】と【ジュリエットの携帯番号】(ジュリエットはお嬢様なのできっと持っています。)

       『同居者の有無』は、申請書と同じ【有】氏名は父母など複数いらっしゃるので【別紙のとおり】として、丁寧に記載する方がいいと思います。

       『自宅』は、【自己所有】としたうえで、【父の所有】と隙間に、書きましょうか。

       『職場』は、【無】です。ジュリエットはお嬢様(無職)ですから。






質問書2枚目:1結婚に至った経緯(いきさつ)ついて

       『(1)初めて会った時期』は、【ジュリエットの父親がパーティを開いた年月日】

       『(1)場所』は、【ベローナのジュリエットの父親が所有する家】

       『(2)初めて会ってから結婚届を出されるまでのいきさつ】

        これは、『いきさつ』を書いてくださいね。

        ロミオはジュリエットが白いサテンの服に真珠をつけて踊っている姿を見て、ジュリエット以外の「全世界が、むなしく価値のない」ように思ったようです。また、おふたりで、「世界一あまい言葉をえらびながら」話し合ったようです。しかし、そんなことは書く必要はないと思います。あくまでも、結婚に至る『いきさつ』であっておふたりの『感想や思い』ではないんです。

        だいたい、恥ずかしいじゃないですか。これを読むであろう入国管理局の審査官だって、人間です。結婚の『感想や思い』は読んでいる方も恥ずかしくなります(実体験)。やめてくださいね。

        私なら、以下のように書きます。

        「夫は、片恋の人が私の父のパーティーに出席をするときいて、私の父の家にやってきました。このとき、夫は、白いサテンの服に真珠をつけて踊っている私を見かけました。そして、ひとめぼれしたようです。私がパーティーで一人になるのを見計らって、近づき、「あなたを愛しています」といってきました。その後すぐに、私は母に呼ばれて、家の奥に戻りました。母の用事の後、夫が私の家の宿敵であるモンタギュー家のロミオであると、私の乳母から聞きました。それでたまらず、ベランダで、夫について独り言をいってしまいました。すると、夫が庭の樹木の陰から出てきてきました。そして、私はベランダで、夫はその下にいて、長い間、話し合いをしました。次の日の朝、私の乳母がロミオからの手紙を持ち帰ってきました。それで、私は、夫がロレンス修道士に相談して結婚の段取りをしてくれたことを知りました。そして、その日の午後、ロレンス修道士のもとで結婚しました。以上。」

        これで、407文字です。短いでしょうか。しかし、出会って次の日に結婚しているのですから、これ以上、『経緯(いきさつ)』は、ありません。

        無理矢理『感想や思い』を書いて、恥ずかしい思いをする必要はありません。書きたくても止めてください。読んでいる方が恥ずかしいんです。

        また、短すぎるのではないかと思って、無いことを書き足して、虚偽の申告をしてはいけません。バレたら、最悪の場合は二度と日本の結婚ビザ(在留資格:日本人の配偶者等)が取れなくなることだってあり得ます。後々、離婚などの時に問題が生じることがあります。

        ここは、あえて、事実の経緯だけを書くことを、強く、おススメしておきますね。




質問書3枚目

       『(2)紹介者の有無』は、【無】です。ロミオが言い寄っていますから。

       『3 夫婦間の会話(1)日常会話』は、おそらく【イタリア語】です。ジュリエットは、日本とイタリアを行き来していますが、ロミオは違います。初めて会った夜に交わした会話はイタリア語によるものと考えます。

       『3 夫婦間の会話(2)母国語』は、ロミオは【イタリア語】で、ジュリエットは【日本語】です。



質問書4枚目

       『3 夫婦間の会話(3)(4)互いの母国語の理解度』は、ロミオは【難しい】で、ジュリエットは【会話に支障なし】でしょう。一晩で結婚するような盛り上がりからすると、たぶん。

       『3 夫婦間の会話(5)日本語の学習度』は、【無】。ロミオは、ジュリエットと結婚するまで、他の女性に夢中でした。日本語を学んでいたとは思えません。

       『3 夫婦間の会話(6)意思の疎通』は、ジュリエットがイタリア語が堪能なので【意思の疎通に問題はない】としておきましょう。

       『3 夫婦間の会話(7)通訳』については、全て【無】です。

       『4 日本で結婚届出時の証人』については、イタリアで国際結婚の手続きをしていますから全て【無】です。






質問書5枚目

       『5 結婚式の年月日』は、【パーティーの翌日】です。

       『5 結婚式の場所』は、【ロレンス修道士のいおり】です。

       『5 結婚式の出席者』は、【0人】です。正直に、二人だけで結婚式をしたと記載しましょう。

       『6 おふたりの結婚歴』は、二人ともに【無】です。

       『7 申請人(ロミオ)の来日歴』は、おそらく【無】です。ロミオもお坊ちゃまですので、一応、日本に観光旅行に来たことはないか確かめる必要があります。ただ、この欄は、交際歴を尋ねているので、観光旅行で来日していたことを書き忘れても影響はないと思われます。

       『8 配偶者(ジュリエット)の来訪歴』は、結婚までに【1回】だけです。出会った翌日に、結婚していますから。この場合、この欄は、重要です。正確な年月日を記載してください。



質問書6枚目

       『9 申請人(ロミオ)の退去強制歴』は、【無】でしょう。

       『10 退去強制の内容』については、記載の必要がありません。

質問書7枚目

       『11(1) 親族欄』は、氏名、年齢は正確にお願いします。住所はロミオ側は【イタリア、ベローナ】まで十分です。ジュリエット側は正確に記載します。各々の電話番号は確実につながる番号を記載しましょう。ごくまれに入国管理局が記載された親族の方に電話することがあるのです。



質問書8枚目

       『11(2) おふたりのこども』は、【無】でしょう。

       『12 結婚の事実を知っている人』は、【全員】でしょう。反対していても知っているのです。



これで、ロミオとジュリエットの質問書は出来上がりました。



事実を書いたのならば、自信をもって

ジュリエットが、

記載した年月日と、署名をして

おしまいです。




3.ジュリエットによるロミオの身元保証書

一番上の『年月日』は、【記載日】

その下の『国籍』は、【イタリア】

その下の『氏名』は、【モンタギュー ロミオ】(パスポートの通りに記載してください。)

『身元保証人の氏名』は、【モンタギュー ジュリエット】(戸籍謄本の通りに記載してください。)ハンコは、認印で構いません。

『身元保証人の住所』は、申請書と同じ【芦屋のようなところ】。電話番号も申請書と同じで、お願いします。

『身元保証人の住所』は、申請書と同じ【無職】。

『身元保証人の国籍』は、【日本】。

『身元保証人の被保証人との関係』は、【妻】。





4.ジュリエットの戸籍謄本・住民票の写し・課税証明書・納税証明書

これらの書類は、

ジュリエットが独りで

市役所で全て揃えることができます。

委任状があれば、召使いにお願いすることもできます。



注意が必要なのは、

納税証明書です。

当然ですが、税金を滞納していてはいけません。

もっとも、

ジュリエットはお嬢様(無職)ですので、

収入無(非課税証明書)で

税金無(納税証明書が出ないこともあります。)

になると思われます。




5.ロミオとジュリエットのイタリアの結婚証明書

原則必要です。

イタリアは婚姻証明書(CERTIFICATETO DI MATRIMONIO)があります。

この原本をコピーと共に提出します。

また、その婚姻証明書を日本語に翻訳します。

原本は、日本の戸籍謄本のように何度でも取得可能なものでない限り、

その場で返却を依頼しましょう。

翻訳者は、ジュリエットでも構いません。

ジュリエットは、ベローナでロミオと国際結婚するくらいですから、

イタリア語は堪能でしょう。

翻訳者として、氏名、住所、翻訳日、押印をすれば、

翻訳文の出来上がりです。

どちらの文書にもアポスティーユ等の認証をする必要はありません。



ただ、結婚届を出した状況等により、証明書が出ない国があります。

注意が必要です。




6.返信用封筒

392円切手を貼付して、宛先は、【ジュリエットの自宅】を書きます。

どうか、在週資格認定証明書が同封されてきますようにとの願いを込めて丁寧に書きましょう。


7.ロミオとジュリエットの写った写真2~3枚

結婚に至る『いきさつ』がわかる写真を用意しましょう。




        

8.その他の書類

以上で、国際結婚の手続きの仕上げである在留資格認定証明書申請のための基本的な書類は、そろいました。

しかし、ロミオとジュリエットは、どうやって日本で暮らしていくのでしょう?

ジュリエットのお父様が当面のお金を工面してくれるということで、話を進めてきましたので、そういうことから考えると、お父様によるロミオへの身元保証書や課税証明書・納税証明書も用意した方がよさそうです。

二人が、日本で生活をしていけるという客観的な証拠を添付するしたほうがいいと思います。





これで、国際結婚の手続きの仕上げとして、

ロミオとジュリエットが日本でご夫婦として暮らすための手続きに必要な書類は

そろえられたと思います。



入国管理局にそろえた書類を提出しましょう。






提出後に、入国管理局から質問や電話があるかもしれません。

しかし、「事実」を記載していれば、恐れることはありません。


        
自信を持っていきましょう。


ガンバっているあなたを、手続き面から応援します

あなたが望む結果をくわしくお聞きしていきます。一緒にがんばりましょう!

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